今日は岐阜も朝から雨が振っておりますが、先週末に嫁と互いの両親と共に岐阜県本巣市根尾にあります
淡墨桜(ウスズミザクラ)
を見に行ってきました。
非常に綺麗でした。
ご存じの方も多いかと思いますが、この淡墨桜日本三大桜の1つであります。
三春の滝桜(福島県)
山高神代桜(山梨県)
そしてこの根尾の淡墨桜です。
大正時代に国の天然記念物に指定され、樹齢は1,500年を越えると言われています
1,500年前、、、、想像が付きませんが古墳時代の頃です。
桜の種類としては、ソメイヨシノでは無く彼岸桜という種類だそうです。
花の色は、うす桃色のつぼみが満開になるに連れて白に変わり、ピークを迎えた後は「淡墨」という名前の由来でもある淡い墨色に変化していきます。
これだけの巨木も昭和20年代には樹勢が衰えかけたり、伊勢湾台風で大きな被害を受け瀕死の状態に陥ったこともあったのですが、地元の方々の熱意や「おはん」などを書いて有名な小説家「宇野千代さん」の保護活動などのお陰で、無事甦り現在でも毎年綺麗な花を咲かせています。
長年に渡って様々な方々の助けがあり、写真にも映っていますが、多くの添え木に支えられ、決して万全の状態ではありませんが、頑張って毎年花を咲かせています。
小さい頃見た時は、大きな桜というイメージしか有りませんでしたが、この年になって改めて見ると、この淡墨桜の偉大さに感動しました。
支えられれながらも必死に生きるこの淡墨桜を見て改めて、色々考える事が出来ました。
是非皆さんも機会が有れば見に行ってみてください。
本巣市淡墨桜関連HP www.city.motosu.lg.jp/sight/usuzumi/
ライブ映像 www.city.motosu.lg.jp/sight/live/
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